2026年版『GTO』で片山健太役を演じる森本陸斗さん。

放送直後からSNSでは「演技が下手なのでは?」という声がある一方、「泣きの演技に感動した」「これからが楽しみ」と評価する意見も多く見られました。

そこで気になるのが、本当に演技力が不足しているのか、それとも若手俳優ならではの評価なのかという点。

なぜここまで意見が分かれたのでしょうか。

この記事では、GTOで賛否が分かれた理由や過去の出演歴、400名以上が参加したオーディションを突破した実力について、一つずつ整理していきましょう。

 

森本陸斗は演技が下手?

 

まず押さえておきたいのは、森本陸斗さんの演技は「下手」と断定できるものではなく、視聴者の評価が大きく分かれているという点なんです。

放送直後のSNSでは、次のような厳しい意見も見られました。

  • 「セリフが棒読みに聞こえた」
  • 「感情表現が少しぎこちなかった」
  • 「重要なシーンだけに気になった」

特に第1話では、片山健太が物語の鍵を握る役でした。

それだけに視聴者の期待も高く、細かな演技まで注目されたことが影響したのでしょう。

一方で、否定的な声ばかりではありません。

SNSには、次のような好意的な感想も数多く投稿されています。

  • 「泣くシーンに引き込まれた」
  • 「高校生らしい不器用さが逆によかった」
  • 「感情が伝わってきた」
  • 「父親とのシーンが印象的だった」

実際、上映会では森本さん自身が完成した第1話を見て涙を流したことも話題になりました。

制作側も感情表現を評価したうえで、重要な役に起用したと考えられます。

また、「今日、好きになりました。」への出演経験から知名度が高かったことも、通常以上に注目を集めた理由の一つだったのかもしれません。

リアリティ番組の印象を持ったままドラマを見た人と、俳優として見た人では、受け取り方が変わった可能性もありそうです。

評価が割れた背景には、こうした見られ方の違いも重なっていたわけですね。

 

森本陸斗は演技未経験ではない!

 

ここで気になるのが、「演技経験がほとんどない新人なのでは?」という点。

しかし、それは事実ではありません。

森本陸斗さんは2021年頃から子役・俳優として活動しており、ドラマや映画への出演経験があります。

主な出演作品はこちらです。

  • 2021年:「最愛」
  • 2022年:「駐在刑事SP 2022」「階段下のゴッホ」「エルピス」
  • 2023年:「リバーサルオーケストラ」「忍者に結婚は難しい」
  • 2024年:NHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ『春よ、来い』」、映画「からかい上手の高木さん」
  • 2025年公開の映画:「ブラックショーマン」「LOVE SONG」など

 

幼少期役を演じることが多かったものの、映画やドラマで着実に経験を積み重ねてきました。

そのため、GTOが俳優デビューというわけではありません。

ただし、全国ネットの連続ドラマで第1話の重要人物を演じるのは、今回が大きな挑戦。

これまで以上に注目されるポジションだったことが、演技への評価が二極化した理由とも考えられます。

実際、演技を見てファンになる人もいました。

 

GTOで400名以上のオーディションを突破

もう一つ注目したいのが、オーディションで勝ち取った役という点です。

森本陸斗さんは、GTOの生徒役オーディションで400名以上の応募者の中から片山健太役に選ばれました。

今回のオーディションは15〜17歳のリアル高校生世代を対象に行われ、書類審査から複数回の選考を経る厳しい内容だったとされています。

つまり、人気や知名度だけで起用されたわけではありません。

 

制作陣は令和版GTOでリアルな高校生を描くことを重視しており、そのイメージに最も合った一人として森本さんを選んだのでしょう。

本人も公式コメントで「俳優人生の大きな転機」と語っており、この作品への思い入れの強さが伝わってきます。

第1話の上映会で涙を流したエピソードからも、作品に真剣に向き合ってきたことがうかがえます。

こうした経緯を見ると、制作側が将来性も含めて期待を寄せていたことが伝わってきますね。

ただ、ネット上には厳しい声もあがっています。

 

演技評価は今後変わる?

最後に気になるのが、今後の評価。

ドラマは第1話だけで俳優の評価が決まるものではありません。

特に若手俳優は、物語が進むにつれて役に馴染み、視聴者の印象が大きく変わるケースも少なくありません。

実際、SNSでも「まだ第1話だから」「これから成長が楽しみ」といった前向きな声が多く見られました。

また、森本陸斗さんはこれまでも子役として経験を積み、難関オーディションを勝ち抜いてきた実績があります。

だからこそ、制作側も将来性を見込んで重要な役を任せたのではないでしょうか。

「演技が下手」という評価だけを見るとネガティブな印象を受けますが、実際には初回放送ならではの賛否が大きく表れたという見方の方が自然です。

今後ストーリーが進むにつれて片山健太という役への理解が深まり、森本陸斗さん自身の評価も変化していく可能性は十分ありそうです。

ここで大切なのは、第1話だけで結論を出すことではないんです。

これからの演技でどんな評価へ変わっていくのか。その変化にも注目していきたいところですね。